ファンダメンタルズ&テクニカル分析で勝率アップ
「国の通信簿」と「過去の動き」を分析して相場を予想する
外国為替相場を当て確率を高めるには
①レートが動きそうなチャンスをできるだけ狙う
?今後の値動きを予想するときは、過去の値動きを参考にする
専門的に言えば、①「ファンダメンタルズ分析」、?「テクニカル分析」が有効といえます。
ファンダメンタルズは、「経済の基礎的条件」などと直訳されますが、簡単に「国や企業の通信簿」のようなものです。
国の経済状態を示す通信簿、GDP(国内総生産)統計や雇用統計などをみて
この国は経済が発展しそうで、通貨も買われるだろうと判断します。これが為替の場合のファンダメンタルズです。
一方で、過去の値動きの推移を示すチャート(グラフ)を使った手法を、本来は「技術的な」といった言葉の意味を持つテクニカルといいます。
チャートを見ながら、過去の価格に比べて「高いのか、安いのか」や、価格は「上がっているか、下がっているのか」といった動きを探り、
テクニカル分析の方法で今後の相場の行方を予測します。
①、?番の二つを組み合わせると、バイナリーオプションの勝率が高まるはずです。
ファンダメンタル=重要の経済指標の発表で読み解く
GDPや雇用、物価、貿易など指標は様々で、
ファンダメンタルズ分析のための、経済指標(国の経済の通信簿)にも生産高、貿易収支など、様々です。
国の通貨が買われたり、売られたりする大きな要因は、各国の中央銀行が決める政策金利が、国の景気の先行きに影響するからです。
例えば、GDP統計は、「国の経済規模がどれだけ動いたか」を示すもの
国によって発表時期は違いますが、それぞれの国が前年と前月などに比べて、GDPの成長比率を発表します。
比率が大きい=成長に勢いがあると、みなされることで、より国の通貨は買わされやすく、マイナス成長=経済の先行きが見込めない、と失望されて、通貨も売られやすくなります。
統計の種類にかかわらずに、結果が前向きだと通貨が買わされやすく、後ろ向きだと売られやすくなるということです。
ユーロや、ポンドの相場を予想する場合、経済指標だけではなく、米国の指標も見ることが必要です。